Tomotaka Abe, President of Abe Yoando Pharmaceuticals, speaks with giants at the forefront of various industries to gain insight into their youth and success.
IN THIS MEMORABLE FIRST INSTALLMENT, WE WILL TALK TO MR. KOSEI SEMMOTO, THE FOUNDER OF THE CURRENT KDDI.
We would like to delve deeper into the secret of how Senmoto-san has been able to maintain his youthfulness and success over the years.
自分への投資でしか得られない、健康という資産価値
千本 いくらお金を出しても、健康だけはどうにもなりません。どんなにオールマイティの社長でも、「俺の代わりに、俺を健康にしておいて」は絶対にできないですから。
あとはやはり、良質なサプリメントを飲んでいると、その健康の針をさらに加速してくれます。私は、知人に勧められて養庵堂の『NMN 18000 Beauty』を飲みましたが、肌の調子が格段によくなりました。今日も「千本さん、本当に81歳ですか」と言われました。
阿部 いやあ、すごいです。本当に僕以上にパワフルですね。ぜひ、サプリメントも引き続きお役立ていただけたら嬉しいです。
千本 今日は発売前に試飲させてもらった『NMN Drink 鳳凰』を飲んだので、もっと頑張れそうです。
To continue the gym story, I start at about 5 or 6 and finish at 8, then do 30 minutes of strength training.
阿部 その後もあるのですね。
千本 ありますよ。重い負荷で筋トレをすると肩を壊すので、緩めに6割ぐらいの力でできる筋トレを30分行い、それからシャワーとサウナに入ります。サウナは健康にも良いですが、入りすぎると体への負担が大きいと思います。サウナは病みつきになりやすいのか、長く入りたがる人も多いですが、5分以上入ると危険だと感じます。
阿部 今、サウナはとても流行ってますが、危ない面もあると感じますか。
千本 好きな人は3セットくらい繰り返す方もいますが、クセになって10分、15分、20分…と入ると感覚がおかしくなってしまいます。体の負担を考えると10分以内の短い時間で入るのが一番良いと思います。湯舟の温度も38度くらいのぬるいくらいの温度が、体の負担にならずに良いですね。
阿部 あまりに刺激が強すぎるものは良くない、ということですね。運動も歩く。速く歩くか、ゆっくり走るか、どちらかが良い、と。
千本 40歳を超えたら、大股で早く歩くのが良いと思います。年齢を重ねると股関節が固くなって動かしにくくなるので、意識して股関節から足を動かすようにしなければいけません。
阿部 なるほど。股関節を意識して歩くんですね。
千本 見てくださいよ、81歳でこの足です。
Abe: You have great muscles. You don't look 81 years old. His calves, which are said to be his second heart, are magnificent.
千本 これは、別にすごい運動や筋トレをしてるわけではないのです。38年間、歩いていたらこうなります。
阿部 歩いただけで!これは、財産・資産ですね。
千本 運動ほど良い投資はありません。私は何百億、何千億円と儲けましたが、そんなに資産を持っていても、ヨボヨボになってしまったらフランス料理も食べられないし、遊ぶこともできません。
天の神様に生かされているからこそ、新しい価値を生み出す挑戦を
阿部 健康の投資価値を、それこそお金に変えられるとしたら、いくらになると思いますか。
千本 変えられません。無限ですよ。人間は生きるか死ぬかです。私は天国があると思っていますが、死んでしまったら肉体的には何も残りません。だから健康というのは、無理やり金額にするなら、個人にとって数千億円の価値があると思います。それをいかに維持し、衰退を少しでも止められるのかというのは、運動を習慣にしてるかどうかですね。
私は生きた例ですよ。80歳でも、皆さんとまともに喋れる、脳もそれなりに働いている。
Abe: No, it's outrageous. But when Dr. Senmoto, who is doing it with an energy and sharpness that surpasses that of today's entrepreneurs in their 20s and 30s, says it, it is very convincing.
千本 おかげさまでね。でも、80歳を超えると、朝ベッドで目が覚めた時に「今日も私は生かしてもらっている。天の神様に生かしてもらってるのだな、ありがたいな」と思います。80歳にもなると、周りの半分くらいは亡くなっています。だから、こうして生きて、呼吸させてもらってるのは、ありがたいなということから始まりますね。
阿部 なるほど。話はすこし変わりますが、千本先生が活躍されている中で、仕事の場で高いパフォーマンスを発揮しないといけない場面がたくさんあるかと思うのですが、“ワークライフバランス”は、どのように実践されていらっしゃいますか。
千本 私はベンチャーの企業家なので言いますと、ベンチャーっていうのは、そういうことを言っていられないのですよね。公式にはそういう風には言わないのですが、内心は、「そんなこと言ってられるか」と。通常のビジネスとは違うことをやって、違う新しい価値観を生み出すのがベンチャーですからね。ワークライフバランスをダメとは言わないですけど、新しい価値を生み出そうとする時に、9時から17時で全部仕事が終わるということはありえないのです。稲盛さんではないけれど、新しいことに進んでチャレンジし、必死に取り組まなければ、新しい会社を作ることはできません。
阿部 言ってしまえば“ワークライフバランス”ではなく、“ワークアズライフ”という姿勢こそが、ある意味健康に導いているということですね。
千本 少なくともベンチャーの経営者やリーダーというのは、そういう動きが健康にも繋がってくると思うのですよね。正直なところ、ベンチャーの経営者は、ワークライフバランスなんて考えていられるか!というのが結論です。